西はりまの秋のおでかけスポット一覧
食欲の秋到来!フルーツ狩りやサバなど秋の味覚をたっぷり堪能して。紅葉やイチョウ、コスモス畑など、
どこか心がホッとするような美しい自然の姿も秋の魅力。西はりまに足を運んで、心地よい秋風を感じませんか?
秋のご当地グルメ
おでかけ・体験・絶景スポット
安富ゆず姫路市
姫路市安富町では、合わせて東京ドーム約2個分の敷地で、特産品「安富ゆず」の栽培を行っています。ゆず湯などに使う「ゆず玉(青果)」としての出荷も行うため、傷がつかないよう木枝の管理や丁寧な収穫作業を徹底しているそう。11月頃に旬を迎え、鮮やかな黄色のゆずが鈴なりになった様子は、秋ならではの美景です。
「安富ゆず」は香り高く、スッキリとした味わいが特徴。生での出荷はもちろん、「安富ゆず工房」では30種余りの食品に加工しています。なかでも、100%天然果汁の『柚子のしずく』(334円〜)が大人気。採れたてのゆずをやさしく搾ることで苦味をなくし、漬物や水炊きなど、いろいろな料理に加えやすいとか。お湯で割ればゆずジュースに。冷える日の一杯にぜひ取り入れてみて。
宍粟牛宍粟市
一度は味わってみたい最高級黒毛和種の「宍粟牛」。但馬牛の血統を受け継ぐ純正の黒毛和牛です。標高が高く寒暖差がある宍粟市の自然豊かな大地が育てた身は、美しい霜降りと甘みのある良質な味わいが特徴。脂にしつこさがないので、見た目よりもあっさりと楽しめます。
市内にある「柴原精肉店」で、「宍粟牛」を購入することができます。すき焼き用、しゃぶしゃぶ用、焼き肉用など豊富なラインアップで、商品を選ぶ時間も楽しめます。霜降り部位で作った同店の『牛大トロローストビーフ』は、マグロの大トロのような口どけで、一度味わうとやみつきになること間違いなし。
ほかにも、市内には「宍粟牛」を使った料理を提供している店舗も。ちょっぴり贅沢したくなった時は、ぜひ宍粟市を訪れて。
みかん赤穂市
実はみかんの栽培が豊富な赤穂市。昭和20年頃にみかん畑の開拓事業が開始され、以来約15カ所の農園でみかんが栽培されています。山に囲まれ、海に向かって開けた水はけのいい斜面があり、日照量の多さや降水量の少なさもあいまって、みかん栽培にうってつけの地域となったそう。良質な土地で育った赤穂のみかんは、甘みと酸味のバランスが取れていて、味が濃いのが特徴です。一度食べたらやみつきになりそう。
みかんは各農園の直売所やスーパーマーケットで手に入ります。旬を迎える11月頃には、市内の「高木農園観光」でみかん狩りを楽しむことができますよ。美しい瀬戸内海や赤穂の市街地を眺めながらの収穫は、思い出に残ること間違いなし。家族や友人と訪れて。
ぼうぜ鯖姫路市
姫路市の南西18kmに位置する家島諸島のひとつ坊勢島は、兵庫県で1、2位を争う漁獲高を誇ります。なかでも「ぼうぜ鯖」はブランド認定されている秋の味覚。ストレスを与えないようにまき網で慎重に漁獲し、いけすで養殖しています。
おいしさの秘密は、配合飼料を極力使わず、播磨灘で取れるイワシなどを与えること。海での生活と同じ食事をさせることで、脂のりがくどくなく、鯖本来の豊かなうま味が生まれます。獲れたてを刺身やしゃぶしゃぶで味わうのがおすすめ。
「姫路まえどれ市場」では、新鮮な鯖の購入はもちろん、いけすで泳ぐ鯖をその場で調理してもらえます。例年11月には「ぼうぜ鯖祭り」も開催。「ぼうぜ鯖」の特価販売や刺身の無料配布も行われるので、ぜひ足を運んで。
■主な販売場所
- ・姫路まえどれ市場MAP
太子みそ太子町
太子町産の米や大豆を使って作られる「太子みそ」。2015年の西播磨フードセレクションで金賞を受賞した実力派です。
約10カ月間に渡って丁寧に熟成させた減塩みそで、米こうじの割合が多く、素朴で甘みのある味わいが特徴。一時期は生産者がいなくなり、“幻のみそ”となったこともあるそう。町内からの根強い支持をうけ、見事復活しました。現在では町内の小学校の給食に「太子みそ」が使われるなど、多くの人に愛されています。
「太子みそ」を使った新たな特産品にも注目を。「みそコロッケ」や「太子みそ煮込みうどん」、「太子みそ飴」など、見かけたら味が気になって食べずにはいられないメニューが勢ぞろい。町内各所で販売されているので、ぜひ味わってみて。
日本酒姫路市・宍粟市・赤穂市
日本酒発祥の地、播磨。全国的に人気な酒米「山田錦」の特上品は、その多くが兵庫県で生産されています。
日本酒の雑味のもととなるタンパク質が少ない「山田錦」で造る吟醸酒は、フルーティーな吟醸香が引き立ち、スッキリとした上品な味わいと余韻が楽しめると人気。あっさりめの料理と合わせる食中酒としても、たしなまれています。
播磨には22の酒蔵が現存。昔ながらの製法を守る蔵、酒と食のハーモニーを追求する蔵、1年を通じて仕込みを行う蔵など、それぞれが個性豊かな手法で日本酒の魅力を打ち出しています。ほとんどの蔵では日本酒の購入や見学が可能。またJR姫路駅すぐの「試(こころみ)」では、兵庫県の日本酒約300銘柄の飲み比べができるので、足を運んで日本酒の魅力に酔いしれてみては。
佐用の大イチョウ佐用町
千年の歴史を誇る大イチョウ。根回り約9m、高さ約28mと、そのスケールの大きさは直接目にすると圧巻です。佐用町の町木であり、県指定天然記念物にも指定されています。11月上旬頃から色づき始め、11月中旬頃には見頃を迎えます。
台風や落雷にも耐えてきた大イチョウの姿からは、自然の生命力の強さが伝わってきます。イチョウの木そのものはもちろん、落葉したイチョウの葉も辺り一面を黄金色に染め上げ、佐用の町を彩ります。まさに佐用町のシンボルのような存在で、町内の人はもちろん、県外からイチョウを見に訪れる人も多い人気のスポットだそう。
JR佐用駅から徒歩約8分の場所にあるので、ぜひ立ち寄って秋を感じてみて。すぐそばを電車が走るので、車窓から眺めることもできますよ。
- 所在地
- 兵庫県佐用郡佐用町佐用3140
- 電話番号
- 0790-82-0670
佐用の大イチョウ
馬場コスモス畑たつの市
休耕田を活用した、東京ドーム約1個分もの広大な土地に続く「馬場コスモス畑」。10月初旬~中旬にかけて満開を迎え、赤・白・ピンクと色とりどりの500万本のコスモスが咲き誇ります。青い空と山々に囲まれた自然豊かな土地に広がるコスモスが秋風に揺れる様子は、訪れた人々の心を癒やします。友人や家族と訪れて、のんびり散策してみては。
コスモスは摘み取り体験もできます。10本100円で持ち帰ることができるので、部屋に飾れば日常に彩りを添えてくれそうですね。
例年10月の第3日曜日には「馬場コスモスまつり」を開催。たつの市の特産品の販売やステージでのパフォーマンスが行われるので、1日中楽しむことができます。詳細はホームページをチェックして。※2021年の「馬場コスモスまつり」は中止
- 所在地
- 兵庫県たつの市揖保川町馬場
- 電話番号
- 0791-64-3156
馬場コスモス畑
大撫山・朝霧佐用町
周囲を山に囲まれた盆地にある佐用町。晩秋から冬にかけて、よく冷え込んだ早朝に町は霧で包まれます。「大撫山(おおなでさん)」の頂上は、霧の海が広がる幻想的な風景を見ることができる絶景スポット。その神秘的な瞬間をカメラに収めようと、県外から訪れる人も多いんだとか。観測できる時間は限られていますが、刻一刻と表情を変える美しい色彩に思わず見とれてしまいそう。霧の海が広がる山並みから太陽が力強く昇ってくる様子は、見ている人もエネルギーが湧いてきそうですね。
標高435.5mの山頂付近には展望台があり、車で向かうことができるので、比較的気軽に訪れることが可能です。休日は少し早起きして、神秘的な朝霧を見に佐用町へ足を運んでみては。
- 所在地
- 兵庫県佐用郡佐用町長尾 大撫山展望台
- 電話番号
- 0790-82-0670
大撫山
砥峰高原神河町
西日本でも有数のススキの草原として知られる「砥峰高原(とのみねこうげん)」。ススキが見頃を迎える10月中旬には、まるで黄金のじゅうたんがどこまでも広がるような壮大な景色を目にすることができます。その魅力は全国からも注目され、映画「ノルウェイの森」や大河ドラマ「平清盛」、「軍師官兵衛」のロケ地としても使用されました。幻想的な風景の中に立てば、まるで自分が映画や小説の登場人物になったような気持ちになれそう。
約90分で1周できるので、のんびり散策するのも趣があっておすすめです。カメラを片手にベストショットを狙ってみては。10月~11月初旬頃には、高原バスの運行も。JR寺前駅から直通なので、ぜひ利用して。神河町ならではのお弁当の予約もできますよ。
- 所在地
- 兵庫県神崎郡神河町川上
- 電話番号
- 0790-34-1001
- 定休日
- 冬季は積雪のため通行止
砥峰高原
原観光りんご園宍粟市
宍粟市の青々とした森に囲まれた「原観光りんご園」。17品種約1,300本のりんごの木が植わる、県内でも珍しいりんご園です。朝晩の寒暖差が大きい宍粟の気候が水々しいりんごを育てるそう。こだわりは各りんごに袋かけを行うこと。虫除けなどの消毒液が直接かからないので、子どもでも安心して食べられます。
同園では8月下旬〜11月中旬までりんご狩りが楽しめます(大人600円・子ども350円)。10月頃は酸味の強い「ジョナゴールド」や甘みの深い「王林」などが実ります。水分たっぷりで、シャリっと歯切れの良いもぎたての食感を味わって。園内で販売している果汁100%のりんごジュースや、ソフトクリームも大人気。多い時は1日500人ほどが訪れる人気のスポットです。
- 所在地
- 兵庫県宍粟市波賀町原560-1
- 電話番号
- 0790-75-3600
- 営業時間
- 8:00~17:00
- 定休日
- 12月~3月
- 入場料
- 大人600円・子ども350円(4歳以上~小学生以下)
原観光りんご園
龍野城下町たつの市
古き良き町並みが今も多く残る龍野城下町は、歴史と文化を体感できる人気の観光スポット。町内には「うすくち龍野醤油資料館」や「醤油の郷大正ロマン館」、醤油工場、糀店があり、醸造文化に触れることができます。
歴史ある建造物をリノベーションしたおしゃれなお店も多く立ち並び、新たな魅力で龍野の町を彩ります。なかには醤油や素麺など、地域の特産品を購入できるアンテナショップやカフェ、パン屋もあるので、旅の途中に立ち寄って、ほっと一息ついてみて。
市指定史跡の「聚遠亭(しゅうえんてい)」では茶室や座敷を見学できるほか、秋には紅葉が見頃を迎えます。夜はライトアップされ、昼間とはまた異なる美しさを体感できるかも。昼夜通して楽しめる龍野城下町へ足を運んで、深い歴史を感じてみては。※2021年のライトアップの実施は現在未定
- 所在地
- 兵庫県たつの市龍野町富永1005-1
- 電話番号
- 0791-64-3156
龍野城下町
Camp Village タロリン村姫路市
自然豊かな書写山の麓にある「タロリン村」。姫路市内から車で20分とアクセスも良く、人気のキャンプ場です。
専用AC電源・水道が完備された「オートサイト」をはじめ、エアコン完備のコテージや、キャンピングカーに泊まれる施設もあり、アウトドア初心者でもキャンプを楽しめます。予約すると食材やバーベキューセットも用意してもらえるので、手ぶらで出かけられるのもうれしいポイント!料金・予約方法は公式HPで確認を。
施設内ではニジマス釣りも体験でき、子ども達を飽きさせません。ドッグランも併設されていて、愛犬と一緒にアウトドアを満喫できます。営業部長の看板犬フレンチブルドッグのnicoちゃんも迎えてくれますよ。
※ニジマス釣りは、1月、2月、7月上旬〜10月中旬は休止。電話にて確認を。
- 所在地
- 兵庫県姫路市書写字菅生坂口3006-1
- 電話番号
- 090-8759-5550
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 木曜日(春休み、夏休み、祝日は営業)
Camp Village タロリン村
せせらぎの湯市川町
市川町にある天然かさがた温泉「せせらぎの湯」は、姫路や神戸からも常連客が足繁く通う人気の温泉施設です。
リニューアルされた「ふところ館」は広々として明るい印象。ヒノキ香る内風呂と、天然石が施された野天風呂が2つあり、なかでもおすすめは低温35度の源泉風呂です。トロリとした湯質の低温風呂にじっくりと浸かることで、肌はしっとりつるつるに。
湯上がりは併設されている食事処「せせらぎ亭」へ。市川のブランド卵「タズミの卵」を贅沢に使った卵焼きで具材を巻いた、名物『巻き寿司』(660円)は、濃い卵の味わいと、丁寧に作られた具材との相性が抜群です。
2021年9月には、無料で利用できる足湯「ふれあいの湯」がオープン!登山やサイクリング後の疲れを癒やしに立ち寄っては。
- 所在地
- 兵庫県神崎郡市川町上牛尾半瀬2073-12
- 電話番号
- 0790-27-1919
- 営業時間
- ふところ館:
平日10:00~20:00
土日祝10:00~21:00
ともに最終受付は1時間前
せせらぎ亭:
平日11:00~18:00
土日祝11:00~20:00
ともにオーダーストップは1時間前 - 定休日
- 毎月第1月曜日 全館休館(祝日の場合は営業)
天然かさがた温泉 せせらぎの湯
書写山姫路市
姫路市内有数の紅葉スポットとして知られる書写山。その山上には、“西の比叡山”とも称される書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)があります。西国三十三所観音霊場の第二十七番札所に数えられる古刹です。
多くの文化財が残る境内では圓教寺の歴史と自然を存分に感じることができ、特に摩尼殿と金剛堂周辺の紅葉は必見の美しさです。映画や大河ドラマなどのロケ地としても使用されており、劇中の登場人物に思いを馳せながら散策するのもおすすめです。
圓教寺参拝には書写山ロープウェイ(有料)が便利です。車窓からの景色はもちろん、令和4年に完成した「ミオロッソ書写」の開放感あふれる展望デッキからは姫路市街地や播磨灘を一望できるので、こちらもお楽しみください。
- 所在地
- 兵庫県姫路市書写2968
- 電話番号
- 079-266-3327
- 営業時間
- 入山時間
8:30~17:00(曜日・季節により変動あり) - 定休日
- 年中無休
- 入場料
- 中学生以上500円、小学生300円、小学生未満無料
書寫山圓教寺
好古園姫路市
姫路城に隣接する日本庭園「好古園」は、約10,000坪という広大な敷地に、異なるテーマの庭園群で構成された美しい庭園です。なかでも園内最大級の「御屋敷の庭」は、四季折々の景観を楽しむことができます。また、国内外の映画やドラマのロケ地としても名高く、映画「るろうに剣心」のロケ地としても注目を集めるなど人気の観光地です。
紅葉が色づく秋の庭園は特に美しいとされ、見頃を迎える11月中旬~12月上旬に開催される「紅葉会(もみじえ)」は、多くの観光客が訪れます。夜にはライトアップされ幻想的な景色を観賞できます。
また敷地内にある食事処「活水軒」では播磨・姫路名物の穴子料理が堪能できます。手入れの行き届いた庭園を眺めながら、食事や喫茶を楽しんでは。
- 所在地
- 兵庫県姫路市本町68
- 電話番号
- 079-289-4120
- 営業時間
- 9:00~17:00(最終入園は16:30まで)
- 定休日
- 12月29日・30日
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園
最上山公園宍粟市
宍粟市の中心部にあり、散歩や憩いの場として市民から親しまれている「最上山公園」。四季折々の森林の表情を楽しめる公園です。
中でも「日本紅葉の名所100選」にも選ばれている「もみじ山」の紅葉は、一見の価値あり。11月中旬〜下旬には、世界の品種を集めた約3,000本ものモミジが見頃を迎え、足元から頭上までを深紅色に染め上げます。しとやかな表情を見せる夜のライトアップもおすすめ。夜空に赤く燃えるような紅葉が映え、幻想的な世界を見せてくれます。
例年11月下旬には「最上山もみじ祭り」を開催。商店街や城下町の風情を残す酒蔵通りで、グルメや特産品の販売、イベントが催され、老若男女問わず楽しめます。
※2023年の祭りは11/11(土)~11/26(日)で開催。ライトアップも同時期の17:30~21:00に行われます。
- 所在地
- 兵庫県宍粟市山崎町元山崎
- 電話番号
- 0790-64-0923
最上山公園
妙見山 應聖寺福崎町
神崎郡福崎町にある「應聖寺(おうしょうじ)」。「関西花の寺二十五カ所」のひとつとして名高く、1年を通して季節を彩る花々が咲き乱れます。通称「沙羅の寺」としても知られ、毎年6月中旬~7月中旬にはたくさんの沙羅が花開き、多くの参拝客が訪れます。
11月下旬~12月にかけては赤や黄色の紅葉が織りなす圧巻の景色が楽しめます。書院にある黒いテーブルに映った庭園の景色がSNS映えすると話題に。窓ふちに切り取られた絵画のような紅葉は必見です!
本堂や書院裏には県指定文化財である「名勝應聖寺庭園」が広がり、江戸時代初期の石組など見どころ満載。書院では、和菓子付きの抹茶(500円)もあるので、絶景を眺めながら抹茶をゆっくりと楽しんで。
- 所在地
- 兵庫県神崎郡福崎町高岡1912
- 電話番号
- 0790-22-1077
- 営業時間
- 拝観時間 9:00~17:00